前世療法

前世療法

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ヒプノセラピーには大きくわけて、退行療法(前世療法・年令退行療法)と未来リーディングヒプノセラピーがあります。
どのヒプノセラピーをしていくか?はクライアントの目的や状態に合わせて行ってゆきます。

今日はその中でも「前世療法」について、これまで印象的だったセッション例をいくつかご紹介いたします。
 
 
「前世療法」は、前世があると仮定して行ってゆくもので、ここでは「前世って本当にあるのか?ないのか?」もしくは「その前世は本当か?嘘か?」なんてことは全く問題ではありません。
 
「前世」の生き方を知ることは、いまの自分をより深く理解することにつながり、現世を生きる自分が過去の自分からメッセージを受け取ることができます。
 
現世で「なぜ???」と長年思い煩ってきたことが、前世を知ることによって「なぜ?」の原因がわかることで、解決したり改善に向かいます。
 
 
 
 
 
~Tさんの場合~
 
16歳の誕生日を迎えた日に、原因不明の胃痛に襲われる。
内科にかかっても、大きな病院で診てもらっても、原因が全くわからない。
原因不明の胃痛が起こると学校にも行けなくなるほどで、ベッドの上でエビのように丸くなって休むしかない。
 
20歳の時にわたしのところにセッションを受けにきたTさん。
そこで直感的に前世療法を。
すると、前世では江戸時代に商人の娘として生まれていたTさん。
16歳の誕生日の夜、人違いで辻斬りに遭って16年の生涯を終えた。
その時斬られたのが胃の真裏の背中だった。
 
前世のTさんから現世のTさんへのメッセージは

「この人生は、目的をしっかりもって人生を切り開いてほしい。」

というもの。
なんとなく夢ももたずに生きてきた少女が開眼した瞬間。
と同時に、胃の痛みは完全になくなる。
  
 
 
~Yさんの場合~
 
重度の喘息をもっていたYさん。
Yさんと2人暮らしのお母さんも喘息があった。
ご相談は、2人暮らしのお母さんとの喧嘩が絶えないことで、関係の改善。

前世療法をしていくと、Yさんは第一次大戦中、ナチスに捕らえられたユダヤ人の小さな男の子だった。いまのお母さんはその時もお母さんだった。
ガス室に入れられたとき、お母さんが苦しみながらもYさんを守るように抱きしめてくれていたことを思い出した。
 
このことを思い出したことで、喘息がほぼ改善されただけでなく、お母さんへの愛と感謝が芽生えたことで、お母さんとの関係改善に至った。

 
 
 
~Kさんの場合~
 
今世での自分のミッションをより明確にしたい、と来られたKさん。
現在、京都のまちづくりや人に優しい住まいの提案をする建築家でもある。
 
前世療法をしていくと、エジプトのアレキサンドリアの都市計画に携わった1人だった。
アレキサンドリアのまちづくりと、京都のまちづくりが酷似している、と驚いていたKさん。
なぜ?自分が建築家を目指したのか?なぜ京都にこだわるのか?がはっきりとわかった。
この時代の経験はKさんの現在の職業にアドバンテージとなっている。

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